sway
Vocal by 初音ミクdark
冷たく流れる雨音が煩くて
差し伸べた貴方の手を
煩わしくて振り払った
今更愛なんて存在していない筈なのに
未だこの胸が痛くて
溢れだした涙が
この想い 掠めて
冷たく滴る程には 果敢無い
淋しさを映して
眩暈がする程に光る
街灯(あかり)は灯らず
貴方を想えば
涙がこの頬をはらはらと落ちてゆきました
混ざらない言葉は貴方には届かないのに
それでも胸が痛くて
生き急ぐみたいに貴方に恋をして
散れば私、灰みたいね
溢れだした涙が
この心 溶かして
静かに温めるように 眩しく
後悔を隠して
眩暈がする程に光る
足音、止まって
振り向いた貴方の先
交わることはない、と
さよならも言わず歩き出した